皆さん。こんちゃ。新年度を迎え、いかがお過ごしでしょうか。社畜の私はというと、「遂に新年度が来てしまったか」と4月1日の日は全くもって、やる気のでない一日でした。
というのも、第4Qあたりでは積み残しを最後にさらう感覚で、終わらせていきましたが、年度が始まるとまた、新たな目標設定に対して、アウトプットを出していかないといけない。0クリアな気分になるからです。
さて、話は変わりますが、新たに社会人になられる方へ、エールを込めて、管理職の声を届けたいと思います。
www.4guest-space.com
1.新社会人の皆様 まずは“ありがとう”
新社会人のみなさん、ありがとう。まずはここから、はじめないと。。。これは私の本音です。なんてたって、我々の年金を支えてくれる。これ、大きい。皆さんも大いに感謝しましょう。
今の日本はどの企業も大きな変化を迎えつつあると私は肌で感じています。労働人口は減少するが、業務量は減らない。低価格、高品質の矛盾を追及する日本社会。この難問を解決するためにAI、ロボティクス導入を叫び、まるで三種の神器のように崇められる。
新しい横文字(AI、ロボティクスとか)は結局、なんのためですか?答えは単純作業者を排除するということです。自動化できないところはより単価のやすいところ(派遣、パート)へ流す。そんな変革の時代に皆様は就職するのです。。。その根性が素晴らしい。
そんな皆様のために、少しだけ、みなさんがどういう道を選択するのか示唆したいと思います。
www.4guest-space.com
2.あなたは頭が良いですか?
自分自身について、もう一度、見つめ直してください。見つめ直すポイントは「自分の頭は良いか?」。頭が良い?という言葉で、二通りを想像できた人はGoodです。頭の良し悪しは“とにかく頭脳明晰”か、“場面、場面で柔軟に機転が効く”の2種類です。
社会人になって、驚くことになると思いますが、とにかく、頭脳明晰な人って、うんざりするくらい現れます。そんな人たちと協働、競争をするのですよ。自分の立ち位置をちゃんと見定めて、自分の存在する価値を見出し、自分の土俵に引きずり込む。
これができる、できないが将来のあなたや家族の明暗を分けるのです。
私は残念ながら、中途半端な頭脳を持ち合わせておりました。新入社員時代、日本の頭脳って、こういう人たちのことを言うのだと、愕然とするほど、見せつけられました。
そんななか、早くから、自分の立ち位置を理解し、行動してきたことが、今日の安定なのか、社畜なのかに繋がっています。
www.4guest-space.com
3.真の頭脳明晰でない人たちへ
まず、知って欲しいのはずば抜けた頭脳を持つ人だけで、会社は回らない。ここです。
地頭の良い人が機転を利かせてくれることはありません。
彼らは彼らの土俵で頭の良さを競うだけで、誰もが嫌がる仕事、華々しくない仕事、目の前に直面する大きな課題(頭脳を使って乗り越えるのは得意)から大抵は逃げます。問題が起こったときは我関せず、俺関係ない的に、ま~見事に知らんぷりします。
ここが、頭脳明晰でない人たちの主戦場なのです。誰もが逃げたくなるような場面に身を置き、解決に導けば、信頼され、信用度が増せば、増すほど、自分への上長からの管理監督(足かせ)がなくなり、自由になる。(結局、社畜ですけど)
私は腐るほど、この場面に直面しています。というよりも、好んで、突入している感はあります。正直、疲れますよ。でも、大きな壁に特攻し、課題を見極め、解決させていく過程で地頭のいい人に解決策を練らせ、解決策の案から全体最適を適用させる。
地頭のいい人の使い方はここです。そして、この動きが出来る人が賢い人“場面、場面で柔軟に機転が効く”なのです。
この動きを取れる、取る人はどんな職場、場所にいても、常に自分の地図を描ける人なのです。(目指すべきところ)
4.なぜ、こんな話になったの?
私は3月末に前職場の退職送別会に参加させてもらったのですが、昨年、契約社員から試験を受けて、見事、正社員になった逸材から今後、どういう方向に進むべきか?という難しい話をされました。
彼には「あなたは何を期待されて、正社員になったと思いますか?」と問いかけました。この質問で彼はかなり戸惑っていました。自分は将来こうなりたいキラキラした理想や思いがあり、一方で、会社から期待されていることは何かわかっていない。
そこにギャップがあると気づいたのでしょうね。なので、私からは次のような話をしました。
「頭のいい奴は腐るほどいる。でも、彼らは泥臭いことはできないし、泥臭い仕事の内容はわからない。そして、なにより、地べたを舐めるような苦々しい気持ちは味わったことがなく、王子様みたいなものだ。でも、君はわかっているだろう。そして、契約社員だった頃のつらさも。。。」
「現場で学んだ大きな宝物は知らない人、知らないことを理解し、知っている人を見つけて、議論して、課題解決に向けた協力体制に巻き込み、大きな課題を解決するそのプロセスや突破力だ。」
「会社には地頭のいい人と地頭のいい人を使う人、この2種類が必要で、君は僕の元で突破力を身につけたと思う。その突破力を活かして、地頭のいい人を使う側に回れ。どこで働こうが、目線はぶらさず、がむしゃらにいけば、未来の光は輝く。」
って、話しました。
www.4guest-space.com
5.まとめ
少し、小難しい話になりましたが、新入社員だけでなく、20台や30台の方にも贈れるメッセージかと思います。そして、節目を意識して、例えば、20台は29歳の自分、30台は34歳とか39歳になった時の自分のイメージを書き留めておいてください。
その節目になったとき、自分は社畜になったのか、企業戦士になったのか見極めるとともに今後の会社の中での自身の立ち位置を考えるのもいいかと思います。
私は脱社畜を選び、フリーになるための努力をする方向に一歩踏み出したのですが。。。
Ciao~
www.4guest-space.com