某大手企業4人の脱社畜計画

某大手企業社員4人が脱社畜計画を企てた~5年後ゲストハウス運営を目指して~

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25歳で大腸癌になりました

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私は25歳で癌を患いました。現在30歳を超えておりガンサバイバーというやつですね。家系的に癌が多いわけでもないし、ストレスが多い職場だったわけでもありません。

 

強いて言えば夜勤が多くて不規則な生活だったり、カップラーメンばかりの食生活だったせいかもしれません。医者にも当然原因はわからないから運が無かったと言われました。

 

個人的には"辛ラーメン"が原因だったのでは?と考えてますけどね。辛い物好きで1週間に3回ぐらい食べていて、内臓に負担かけていたでしょうしトイレがとても大変でした。じゃあやめろって話ですが、癌になってしまっては後の祭りです。

 

25歳で癌と宣告された瞬間

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最初医者に呼び出されてレントゲン見せられながら、「あなたは大腸癌です」と言われた時、全然実感がわきませんでした。「マジか、俺癌か。で、今後の予定は?」とか聞いてましたね。半分他人事。横で母親は号泣してましたが。

 

事前に1週間入院した時、「癌だったらどうするかな~」とか気軽に考えたりもしましたが、実際なってみると全然実感がありませんでした。しかし癌と宣告されて病室に戻ってから当時の上長や彼女に電話しているうちに段々と実感がわいてきました。

 

やはり口にだして「俺癌でした」って言うと不思議と自覚してくるんですね。上司や彼女は何て言っていいかわからない感じでしたが僕も何て言っていいかわかりませんでした。電話が終わってから徐々に精神が絶望に追いやられていくのを感じていました。

 

手術までの一週間

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運よく癌の宣告から次の週に手術が受けさせてもらえることになりましたが、1週間は非常に長かった。誰かといないと気が狂いそうで彼女の家に入り浸っていました。何してたかはあんまり覚えてません。

 

とにかく早く手術を受けたかった。体の中から癌を切除してほしかった。今思い出してもその一週間なにしてたか全然記憶にないですね。人間って不思議。まぁとにかくなんだかんだで無事手術を受けることができました。

 

でも全身麻酔って初めてだったんでめちゃくちゃ怖かったですね。手術受けたかったのに直前になってめっちゃ怖くなりました。でも点滴受け始めたら次の瞬間ベッドの上で寝てたんであっけなかった。

 

抗癌剤との闘い

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 抗癌剤を飲み始めてから当然副作用に襲われました。世の中で癌になっていない人の抗癌剤の副作用は髪の毛が抜け落ちる、という印象が強いのではないかと思います。実はもっといろんな副作用が存在します。

 

僕の場合は末端部分(指先)が黒く色素沈着する。下痢、嘔吐、めまい、食欲不振等が主な症状でしたが、一番大変だったのは味覚がなくなったことですね。何を食べても鉄の味。これが一番きつかったですね。

 

インターネットで検索したり独自の食事療法でなんとか克服しました。簡単に言うと毎日レモン4個食ってたりしました。あとは自家製の野菜ジュースとか作ったり色々やりましたが、また別の記事で紹介したいと思います。

 

 癌になると精神不安定になる?

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 僕の場合はそうでもありませんでした。むしろ前向きになった気がします。仕事でも嫌なことがあればやめてやるって気になったのが一番の変化ですかね。癌になると真剣に死がすぐ近くにあるように感じます。

 

別にやめたって死ぬわけじゃないしと何事も気軽に考えられるようになりました。自分の好きなように行動するようになりました。その分周りにも迷惑はかけたと思いますが、正直な話自分と自分の家族が第一です。

 

よっぽど仲の良い人や家族以外は人間誰だって自分を優先しますよね。職場の人だって大半の人間は本気で自分の事など理解する気などないという心境に至った時自分も周りを理解する気がなくなりました。しかしそれでいいと思っています。

 

本当に大事な人間関係を厳選することができましたから。

 

食生活が劇的に改善

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癌になった直後は本当に体に良いものしか食べませんでした。豆腐とか玄米とか野菜しか口にしませんでした。肉は癌の栄養素になるという本を目にしてからは1カ月くらい口にしませんでしたね。

 

しかし主治医の話だとなんでもバランスよく食べるようにしなさいと言われてからは肉を食べるようにしましたが、野菜豆類やフルーツが多めの食事になりました。肉や塩分が多いものは極力控えましたし、ジュースは一切飲まなくなりました。

 

おかげで傷の治りが早かったり肌の調子がめちゃくちゃよくなりました。ニキビが顎の裏にできてい痕が全然治らなかったのに綺麗さっぱり消滅してしまうぐらい健康な肌になったし便通もよくなりました。癌関係なくやっぱり食事は大事です。

 

最後に

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癌になっても諦めるなとはいいませんが、何も考えずに楽観的に過ごすことがいいのかなと思いました。悩んでも病気が好転するわけでもないし、誰かが助けてくれるわけでもない。なんとかなると適当に考えるのが一番だと思います。

 

しかし、会社に入ってから上司にはいつも恵まれていた上司ですが、前回の職場で直属ではない上司が「癌なんて最近治るんだから別にええやん」と言われたことがあります。自分が患ったこともないくせに。対して仲良くもないのに。

 

「お前になにがわかるんじゃ」とついキレてしまいましたね。このおっさんと話すと何回か頭が沸騰するシーンがありましたがこの時だけは本気で怒鳴ってしまいました。

 

癌になった人に適当なことを言うと下手したらぶん殴られたりするかもしれませんので仲良くない人に気軽に適当なことを言うのはやめましょう。

 

 

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