大腸癌になって6年目(ステージ3a)
先日半年に一回実施している大腸癌の検査へ行ってきました。病院に通いだしてから丁度6年目。病院までの道のりには慣れたものです。
私は発病当時は京都に住んでいましたが、今は二つほど県を跨いだ場所に住んでいます。朝6時ぐらいに起きて2時間以上かけて病院に通っています。検査は午前中に血液検査と造影剤を使用してのCTです。
この造影剤というのが未だに慣れないもので、腕から流し込んで全身に巡ると身体中が熱くなります。たまに気分が悪くなり吐きそうになることも。。。まぁ癌を取りこぼすことを考えればいくらでも我慢できるが。
検査が半年に一回から年一回へ
CT検査と血液検査を終えて次の日、結果が知らされます。発病して2年後の時、結果の時に再発してる可能性があると言われた時は絶望した思い出があります。結果的には血管腫で健康には影響のないものでしたが再検査の結果は今までで一番緊張しました。
今回6年目の検査を終えて主治医の方から「検査は1年に1回にしようか、1度も再発は無いし問題ないだろう」と、言われました。ようやく一安心と言ったところでしょうか。
正直通うのも結構遠いしとてもありがたいお話でした。また油断して不摂生な生活を続けるとまた病気になっては敵わないので食生活には十分気を付けていきたいと思います。皆さんも暴飲暴食は控えましょう。
医者が患者に癌の宣告をする時
私の主治医が私に癌を宣告する時、かなり冷静に淡々と「癌ですね。大腸のここからここに癌があります。来週たまたま手術がキャンセルになった時間があるのでそこで手術しましょう。」と。逆にこちらも冷静に話しを聞くことができました。
後から段々と怖くなってきましたが、、、主治医はとても冷淡な人なのかなと思いました。今回1年後にまた検査に来いと言われたのでブログのネタになるかなと思って一つ聞いてみました。
癌の患者に癌って言うときはどういう心境なんですか?って。私の主治医は「何人も癌の告知をしたけど慣れるものではないね。できるだけ患者を動揺させないように冷静でいられる様にお話をさせていただいてるよ。」
とても機械的に癌告知をする人だったので作業的にしてるのかなと思ってましたが、患者の事を考えているいい主治医だということを6年目に初めてしることができました。これからも検査のたびにお世話になろうと思います。
まとめ
癌になって亡くなる方も多い中今もまだ生き残っているのは非常にラッキーなことでしょう。働く上での考え方や、人間関係についての考え方もかなり変化しある意味自分らしくなったような気がします。
これからはお金を稼いで海外に行きまくれるように頑張っていきたいですね。個人的には大病を患ってもあまり気にしないのが一番だと思います。働きすぎて鬱病になったりする前に最初から適当に生きてるのがいいと思います。
皆さんも適当に生きてみてください。